アイサンテクノロジーは、1970年にできた会社で、長い間、「測量」と呼ばれる、土地の形や広さ、高さなどを正しくはかる仕事を支えるためのコンピュータソフトを作ってきました。いまでは、測量用のソフトウェアの開発だけでなく、地図上の場所にあたる、「位置情報」と建物や道路などの立体的な形の「空間情報」を使った研究や開発も行い、その技術を使ってさまざまな仕事をしています。最近では、車で走りながら周りの様子を正確にはかる「MMS(モービル・マッピングシステム)」や、建物や道路を立体的に記録できる「3Dスキャナ」といった新しい計測技術を活用しています。これらを使って、道路や建物、まち全体の様子をコンピュータの中に三次元(3D)のデータとして「見える化」しています。こうして作られた3Dデータは、人や車などがスムーズに動く便利なまちをつくる「スマートシティ」や、車が自分で運転する「自動運転」など、これからの社会を支える仕組みにとても大切な役割を果たしています。これまで積み重ねてきた技術を活かして、環境にも人にもやさしい未来を目指し、社会のさまざまな課題を解決することに貢献していきます。