地球上のあらゆる生物の「いのちのもと」であるアミノ酸は、多岐にわたる分野で研究・活用が進んでいます。ほとんどのアミノ酸は、しょうゆ、みそなどと同じように、微生物の力を利用した発酵法によってつくられています。アミノ酸をつくる時に出る副産物には、さまざまな栄養成分がたくさん残っています。そこで、味の素グループでは、副産物をアミノ酸の原料となるサトウキビなど、農産物の肥料に活用しています。味の素グループは、アミノ酸の生産と農業の持続可能な循環を実現するこの仕組みのことを「バイオサイクル」とよんでいます。他にも、事業活動による環境負荷を着実に削減するだけでなく、「アミノサイエンス®」を活かし、社会へ良い影響を与える技術やノウハウ、製品やサービスを展開し、健全な社会の繁栄、健康でより豊かな暮らしに貢献することを目指します。