豊かな海を守る大切さや海運業について学び・伝える!小中高生「MOLアンバサダー」

豊かな海を守る大切さや海運業について学び・伝える!小中高生「MOLアンバサダー」


株式会社商船三井

皆さん、こんにちは!商船三井サステナビリティ戦略推進部、社会貢献推進チームです。本日から定期的に、商船三井が行うサステナビリティ(持続可能な社会の実現に向けた取り組み)を中心に小学生、中学生、高校生の皆さんに発信していきます✊


今回は、豊かな海を守る大切さや海運業について学び・伝える!小中高生「MOLアンバサダー」の取り組みについて紹介していきます🙂

1. MOLアンバサダーってなに?

「MOLアンバサダー」は、商船三井(MOL)が行っている社会貢献活動の一つで、全国から選ばれた10人の小学生・中学生・高校生が豊かな海を守る大切さや海運業について学び、「アンバサダー(大使)」として、同世代の皆さんに伝える役割を担っています。この活動は、2021年から始まりました。 


2. なぜMOLアンバサダーの活動を行っているの?

日本は海に囲まれた島国であるため、衣食住に関わる多くのものを貿易によって海外から輸入しています。実は、国際物流の約99%は海上輸送、つまり船によって運ばれており、私たちの暮らしは海運業に支えられているのです。

海運業についてオンライン職業体験で紹介するMOLアンバサダー

しかし、多くの人が海運業について、知られていないのが現状です😢そこで、同世代のMOLアンバサダーの皆さんが商船三井の未来を共につくる仲間として、海運業の役割や、さまざまな資源を最適な船で運ぶ仕組みについて発信することで、より多くの人に関心を持ってもらうことを目指しています!

船で世界中のモノを安全に運ぶことを紹介するMOLアンバサダー

3. どんな活動をしているの?

MOLアンバサダーたちは、海運業について「学ぶこと(インプット)」と「伝えること(アウトプット)」の両方にチャレンジしています。操船シミュレーター体験や船の見学を通じて、海運の仕事や船の価値、環境課題の解決に向けた技術や取り組みなど、ふだんの学校ではなかなかできない体験をしながら学びを深めています。そして、その学びをもとに、海の仕事や未来の社会について、同世代の仲間たちに広く伝える活動にも取り組んでいます。


◆ インプット:海運業や船の仕組みなどをしっかり学びます🗒️

本社や施設の見学

虎ノ門にある商船三井の本社や、SOSC(安全運航支援センター)、シミュレータ訓練設備、全国の拠点などを見学して商船三井の船員や社員から学びます。

船員から船の航海について学ぶ

24時間/ 365日体制で陸上から安全運航を支援する安全運航支援センター(SOSC)を見学

シミュレータ訓練設備を見学

LNG船荷役シミュレータについて学ぶシミュレータ訓練設備にて記念撮影

自動車を運ぶ大きな「自動車船」の見学

本物の船の迫力を体感し、どんな仕事が行われているかを学びます。

7000台積み自動車船「TURQUOISE ACE(ターコイズ・エース)」

船員の船に着替えて記念撮影

商船三井橋本社長とMOLアンバサダー

オンライン勉強会

商船三井の社員とZoomで話しながら、営業、技術、航海士、環境への取り組みなど、いろんなテーマについて質問したり考えたりします。学んだことはメモをとり、新聞づくりの情報として活かしていきます。

ウェルビーイングライフ事業について商船三井の社員から学ぶ

エネルギー事業について商戦三井の社員から学ぶ

自主見学で学ぶ

ウインドハンター(風の力で進む船)や「さんふらわあ(フェリー)」など、自分で調べて見学に行くこともあります。国立科学博物館 特別展「海~生命のみなもと~」へ協賛・出展したブースを見学

さんふらわあの船内で船長から航海について学ぶ

ウインドハンタープロジェクト水素生産船「ウインズ丸」を見学

アウトプット:学んだことをみんなに伝えること✊

学んだことを、日本全国の小学生・中学生・高校生にわかりやすく伝えるのも、アンバサダーの大事な役目です。


オンライン職業体験イベントの開催

商船三井の仕事について、自分たちで内容を考えたオンラインイベントを開催。小中高生が夏休みの自由研究や探究学習として参加しています。(これまでに8回開催!2025年3月末時点)。

オンライン職業体験で進行するMOLアンバサダー

オンライン職業体験で進行するMOLアンバサダー


第8回のオンライン職業体験では、日本全国の小中高生200名以上の皆さまにお申し込みいただきました! アーカイブ動画はこちら 

「MOLアンバサダー小中高生新聞」を作る

営業・技術・航海士・サステナビリティの4つのチームに分かれ、自分たちの言葉で新聞を作ります。紙で配ったり、パネルで展示したりして広く発信しています。イベントや講演での発信 「海の日」などのイベントでは、実際の船を見学してもらう機会に合わせて、商船三井のブースで説明や紹介を行ったり、アンバサダー自身が講演を行ったりもします。これらの活動を通じて、海や船についての知識を深め、同世代に伝える力を養います。

画像MOLアンバサダー小中高生新聞

MOLアンバサダー小中高生新聞をパネル展示

4. MOLアンバサダーになると何ができるの?

MOLアンバサダーになると、海や船、環境問題について学ぶことができるほか、オンラインやリアルなイベントの企画・運営に参加したり、商船三井の社員や専門家との交流など、貴重な体験ができます。アンバサダーは定期的に募集していますので、ぜひWebサイトをチェックしてみてください。


5. まとめ:次世代を担う小学生・中学生・高校生の皆さんと未来をともに創っていきたい!

「MOLアンバサダー」は、海や船、環境について学び、未来をともに創っていく社会貢献活動の大切な仲間です。小学生・中学生・高校生の皆さんこそが、これからの社会をつくる大切な存在です。

当社は、未来の担い手になる子どもたちに、世界を繋ぎ、24時間365日物流を支え続ける海運業という仕事、環境課題の解決を目指すための様々な技術、そして持続可能な未来の実現に向けた当社の取り組みを伝え、青い海から豊かな未来をひらくための活動を続けてまいります!



BLUE ACTION MOL」は企業の成長と持続可能な社会を両立させる、商船三井グループのサステナブルアクションの総称です。この言葉に地球上の環境や生き物のために、グループが思いを一つとして社会貢献活動を推進する意思「for ALL」を込め、商船三井グループの社会貢献活動を「BLUE ACTION for ALL」と設定し、重点分野に基づいた取り組みを推進しています。社会貢献活動 | サステナビリティ | 商船三井


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。


会社概要

会社名 株式会社商船三井
英語名 Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.
設立年 1884
業界 海運業
本社 東京都
URL https://www.mol.co.jp/
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