Q.錢高組の名前が、小説づくりのヒントになったってホント?
A.みんなもよく知る「銭形警部」。実は、「錢高組」の名前がきっかけとなりました。

アニメ『ルパン三世』に登場する「銭形警部」の原点は、実は錢高組にあります。銭形警部のモデルは江戸時代を舞台に活躍を描いた傑作小説シリーズに登場する、得意技の投げ銭で悪を討つ岡っ引「銭形平次」なのです。この銭形平次誕生のヒントとなったとされるのが、錢高組の社名と社章でした。新しい小説を作ろうと悩んでいた作家『野村胡堂』は、窓の外に見えた建設現場の「設計 施工 錢高組」の看板と社章を見て、主人公の名前と得意技である投げ銭を思いつきました。名前は「錢高」の「タカ」を逆にして「ゼニカタ」。こうして1931(昭和6年)に生まれたのが『銭形平次捕物控』という小説でした。誕生以来27年間で383編の物語が発表され、テレビドラマにもなり、みなさんもよく知る「銭形警部」のモデルになるなど、時代を超えて多くの人々に親しまれています。錢高組と「銭形平次」との深い縁を感じさせるエピソードです。
Q.建物の上のクレーンってどうやって降ろしてるの?
A.小さいクレーンをつくって降ろすを何度も繰り返しています。
建物の屋上にあるクレーンで自分より小さいクレーンを近くに組み立て
⇒その小さなクレーンで大きなクレーンを解体
⇒小さなクレーンよりさらに小さいクレーンを近くに組み立て
⇒さらにさらに、、、
というようにクレーンをどんどん小さくしていき、人の手でも運べる大きさになったらエレベーターなどで材料を降ろします。

Q. 川や海の上の橋ってどうやってつくっているの?
A.橋の柱を少しずつ埋めたり、柱を作ってから海の上を移動させたりしています。
川の中に橋の柱を作る方法の一つに「ニューマチックケーソン工法」というものがあります。これは、鉄筋コンクリート製の作業室を作り、それを掘りながら少しずつ埋めて基礎を作る方法です。一番下の作業室には高圧の空気が常に送り込まれているため、水位より低くても水が入ってきません。

作業室内部のようす
海の上では陸の近くで基礎をつくって、船で運んで現地に設置することもあります。
船で基礎を運んでいるようす
柱ができあがったら、そこから少しずつ橋を伸ばしていきます。橋の伸ばし方にも、橋の下に支保工という仮の支えを置いてその上で橋を作る方法や、左右のバランスを取りながら少しずつ橋を伸ばすカンチレバー工法(張出し架設工法)、橋げたをスライドさせて設置する送り出し工法などがあります。
橋の下に仮の支えを置いて橋げたをつくっているようす
橋の柱から橋げたを少しずつ伸ばしているようす
橋げたをスライドさせて設置するよう