MOLアンバサダーが大阪・関西万博展示プレイスを体験してみた!

MOLアンバサダーが大阪・関西万博展示プレイスを体験してみた!


株式会社商船三井

皆さん、こんにちは!商船三井(MOL)のサステナビリティ戦略推進部 社会貢献推進チームです。商船三井が行うサステナビリティ(持続可能な社会の実現に向けた取り組み)を中心としたニュースを小学生、中学生、高校生の皆さんに発信しています✊

今回は、MOLアンバサダーが大阪・関西万博に訪れた体験レポートについて紹介していきます😄

1. いざ大阪・関西万博へ!


 大阪・関西万博の会場に到着!MOLアンバサダーはどんな体験ができるのか、どんな展示を見ることができるのか、期待に胸を膨らませています!来たぜ!大阪・関西万博!商船三井の展示プレイスに向かって歩くMOLアンバサダー


「MOLアンバサダー」は、商船三井(MOL)が行っている社会貢献活動の一つで、全国から選ばれた10人の小学生・中学生・高校生が豊かな海を守る大切さや海運業について学び、「アンバサダー(大使)」として、同世代の皆さんに伝える役割を担っています。


ミャクミャクの前で記念撮影。ミャクミャク可愛い。



2.未来の都市パビリオン「WIND VISION」


 まず、MOLアンバサダーが向かったのは「未来の都市」パビリオンです!

ここは、2050年頃の「未来の都市」を展示・体験するゾーンです。それらを通して未来の暮らしや今後の都市設計を知ることができます。

 この大阪・関西万博には、商船三井も協賛しており、「未来の都市」に体験型の展示ブースがあります!この展示ブースでは、「WIND VISION」というテーマのもと、風を使って水素を作り、その水素で物を運ぶ次世代の船「ウインドハンター」の大きな模型があります。早速、MOLアンバサダーは「未来の都市」に向かっていきます!


未来の都市パビリオンの前で記念撮影

2−1.「ウインドハンター」ってなに?

 「ウインドハンター」とは、商船三井が進めている新しいプロジェクト。帆で風を受けて航海しながら、水素を作り、タンクに貯蔵し、運ぶ次世代の船なんです!強風時には、帆で風を受けて船を進めます。そのあいだに水中にあるタービンが回って発電し、水を電気分解することで水素を発生させます。風が弱いときにはタンクに貯蔵された水素を使って燃料電池で発電し、電動プロペラを回して船を進めます。今回の大阪・関西万博では、模型や映像を用いた「ウインドハンター」を紹介しています。

 実際の商船三井プレイスの様子。ウインドハンター模型と映像の迫力がすごかった

 MOLアンバサダーはまず、「ウインドハンター」の仕組みを学びました。リアルに動く模型は、まるで本物のようです!未来の新しい船の技術にMOLアンバサダーは興味津々です!風を使ってどうやって水素を製造するのだろう?水素でどうやって進むんだろう?という疑問を投げかけ、しっかりと解決してきました!

没入感のあるウインドハンターの映像

船の下の構造について説明を聞くMOLアンバサダー

ウインドハンターの説明を聞くMOLアンバサダー


2−2.ウインドハンターのシミュレーション航海を体験!

 「未来の都市」パビリオンの商船三井ブースには、1/60スケールのウインドハンターが展示してあります。この模型は、なんと、長さ4メートル×高さ3メートルもあり、横に並ぶとかなり大きいですね!

 MOLアンバサダーが、うちわでこの帆に向かって風を送るとシミュレーション航海が始まります。たくさん風を送ることによって帆も動き、水素がどれぐらい製造されたのかをエンディングシーンで見ることができます!MOLアンバサダーは、多くの水素を製造できるように一生懸命うちわで風を送りました。見事、タンクいっぱいの水素を製造することができましたね!

シミュレーション航海の体験説明を受けるMOLアンバサダー

うちわで本気で風を送る!ウインドハンターによる水素生成を体験するMOLアンバサダーうちわで送った風力によって製造された水素の量。タンク満タンになりました!

 MOLアンバサダーは、ウインドハンターについての説明、映像、体験を通して、科学技術の進歩を肌で感じることができました!リアルなウインドハンターの動きに、実用化が近づいているのを感じましたね!ウインドハンターを海の上で見るのが楽しみになりますね!体験後は、「明るい未来が楽しみ!」「新たなエネルギー源は環境にもやさしく、持続可能性のある未来になりそう!」といった声が聞こえてきました!

商船三井ブースの前で記念撮影

コーポレートコミュニケーション部 万博推進プロジェクトチーム
プロジェクトマネージャーの森さんへ質問

制服もかっこいい!森さんと撮影もしてもらいました!

3.モーリシャス共和国の展示エリア見学!

 次にアンバサダーが訪れたのは海外パビリオンの中の1つ、COMMONS A の中にある、「モーリシャス共和国」の展示エリアです!COMMONSの中はたくさんの国が展示を出していて、まるで小旅行に来たような気分になりますね!モーリシャス共和国は、実は商船三井と以前から交流を行っており、関係深い国の1つなんです!

COMMONS Aに向かう

サステナビリティ戦略推進部 社会貢献推進チーム伊藤さんからモーリシャス共和国について学ぶ

モーリシャス共和国の海は本当に美しい!

モーリシャス共和国に行ってみたような気分です

3−1.モーリシャス共和国とMOLの関係!

 2020年7月に商船三井がチャーターしていたばら積み貨物船がモーリシャス島沖で座礁した事故をきっかけに、商船三井はモーリシャスの人々や環境を支援することを決定しました。以降今日まで、自然環境や生態系の保全活動や、地域社会の発展への貢献を通じて、モーリシャスとモーリシャスの人々への支援を継続的に行っています。

3−2.VRでモーリシャス共和国の海を体験!

 MOLアンバサダーはモーリシャスの海をVR体験しました。綺麗な砂浜や、見たことないぐらい透き通った海にMOLアンバサダーも上下左右をキョロキョロしていました!

VRを体験するMOLアンバサダー

VRを体験するMOLアンバサダー

展示エリア全体がモーリシャスの海みたい

3−3.モーリシャス共和国の海を再現した水槽!

 モーリシャス共和国の展示エリアには、大きな水槽が展示してあります。この水槽は、商船三井が寄贈したものです。水槽内には、実際に現地にも生息しているサンゴや魚たちがいて、モーリシャスのサンゴ礁の生態系が再現されています。どんな魚や生き物が水槽の中にいるのか、教えていただきました!熱帯に生息する、色とりどりの魚が泳ぐ姿を見ていると、まるでモーリシャスの海を見ているかのようです!

商船三井が贈呈した水槽。キレイでかわいい魚がいっぱい

水槽の魚についてMOLアンバサダーは興味津々

モーリシャス共和国の海の映像を眺めるMOLアンバサダー

 MOLアンバサダーは、モーリシャス共和国と商船三井との関係性や、モーリシャス共和国についてしっかり学ぶことができました。

モーリシャス共和国の展示エリアの見学を終えたMOLアンバサダー

4.海洋プラスチックごみをゼロに!「BLUE OCEAN DOME」を見学

 最後にアンバサダーは、「BLUE OCEAN DOME」を訪れました!日々、海を守る大切さや海運業について学びを深めているアンバサダーには外せないパビリオンですね!

海外のパビリオンを見ながら歩くのも楽しい!

4−1.BLUE OCEAN DOMEとは?

 特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンが出展する「BLUE OCEAN DOME」!「海の蘇生」すなわち海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護がテーマです。同パビリオンでは、商船三井も協賛するBOI(ブルーオーシャン・イニシアチブ)の活動も紹介されています!

3つのドームで構成されており、それぞれは、「循環」「海洋」「叡智(えいち)」がテーマになっています。海にまつわる研究者や企業などが、海の課題や海洋の保護の取り組みなどを世界に向けて発信しています!

BLUE OCEAN DOME

4−2.BLUE OCEAN DOMEを見学!

 MOLアンバサダーはまず、「循環」がテーマのドームで超はっ水塗料を施した巨大立体アートを見ました!水が形を変え、流れる様子から、改めて水という物質について見つめ直しました。「海洋」がテーマのドームでは、半球型の巨大スクリーンでプラスチック汚染の現実や、いのちの誕生から生態系などを知ることができる映像を見ました。MOLアンバサダーは映像から、「生命」「海」について考えさせられていました!

超はっ水塗料を施した巨大立体アート半球型の巨大スクリーン

 ずっと形を変えながら流れる水をMOLアンバサダーは静かに眺めていました。ガラスで作られた「ししおどし」型の装置から中でられる音にも耳をすまし、夢中で見ていました。他にも、ドームの構造や材質についての説明もしていただきました!

巨大アートを眺めるMOLアンバサダー

BLUE OCEAN DOMEの設計について学ぶMOLアンバサダー

 プラスチックゴミに覆われていく地球や汚染に苦しむ海の生き物、生命の始まりなどを音楽とともに大迫力で映し出されました。あまりの迫力と、感動的な音楽にMOLアンバサダーも真剣な眼差しで見ていました。

巨大スクリーンを見るMOLアンバサダー

5.大阪・関西万博の商船三井パビリオンのまとめ!

 今日1日で、MOLアンバサダーは、大阪・関西万博でさまざまな体験ができました!

普段できない体験を通して、

・「触れたことのない文化や美味しい料理を楽しむことができて、今までよりも少し世界に詳しくなった感じがした!」

・「海の美しさ、生命の美しさ、命の美しさ、地球の美しさすべて未来に残していきたい!」

・「万博で学んだ、風で水素を作る大胆なアイデア、美しさを守るという一人一人の意識など、誰もが自分ごとにして未来を考えられる世界になったらいいなと思った!」

という声も聞こえてきました!

また、

「ウインドハンターをもっとたくさんの方に体験してもらって『商船三井はすごい!』と知ってもらいたいし、もっとPRしていきたい」

と言ってもらえました!

 今回の学びを活かして、今後も「豊かな海を守る大切さ」や「海運業」について、もっと同世代の皆さんに発信していってもらえると嬉しいです☺️

2025年の大阪・関西万博にお越しになった際には、商船三井の展示プレイスなどにもぜひ遊びに来てくださいね😄

皆さまのご来場お待ちしています!


【大阪・関西万博 当社出展概要】

■会期:2025年4月13日(日)~10月13日(月・祝)

■出展エリア:「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオン 「交通・モビリティ」ゾーン


BLUE ACTION MOL」は企業の成長と持続可能な社会を両立させる、商船三井グループのサステナブルアクションの総称です。この言葉に地球上の環境や生き物のために、グループが思いを一つとして社会貢献活動を推進する意思「for ALL」を込め、商船三井グループの社会貢献活動を「BLUE ACTION for ALL」と設定し、重点分野に基づいた取り組みを推進しています。

社会貢献活動 | サステナビリティ | 商船三井


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。


会社概要

会社名 株式会社商船三井
英語名 Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.
設立年 1884
業界 海運業
本社 東京都
URL https://www.mol.co.jp/
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