高砂電気工業が開発したポータブル培地交換システムが、国際宇宙ステーション(ISS)で行われる細胞培養実験で使用されました。これまで、ISS「きぼう」日本実験棟で行われる細胞の培養実験での培養液交換は、宇宙飛行士が手作業で行っており、多くのサンプルの培養液を交換するために宇宙飛行士の貴重な時間が割かれていました。培養液交換を自動化することで宇宙飛行士の負担を可能な限り減らし、作業を効率化するため、JAXAから高砂電気工業へポータブル培地交換システムを微小重力空間でも使えるように改良したモデル「Auto-Ex1」の開発が依頼されました。このモデルはISSでの細胞の重力感知のメカニズムを解明する実験に使用されました。この技術は、宇宙飛行士の負担を減らし、研究を効率的かつ継続的に行うための仕組みとして、持続可能な宇宙研究の実現に貢献しています。